中央区　信濃川やすらぎ提
王文志　ワン・ヴェンチー　Wang Wen-Chih[Taiwan]
18 Water Front 在水一方

通称”バンブ-、ハウス”と呼ばれ親しまれている。　新潟市の東西をつなぐ国指定　文化財「萬代橋」を渡る時左手に巨大な竹篭を見る事が出来る。時々「信濃川ウオ-タ-、シャトル」に乗り船上から見る、古町方面のビル群と並び又違った作品鑑賞が出来る。デッキから手を振る子らにやすらぎ堤から大勢の方が手を振り返してくれた。下船してみなとピアから左岸を上る、”浮島プロジェクト”が”信濃川ロングリビング”を見ながら”バンブ-ハウス”に着く。何時きても誰かしら居る、社会人、カップル、学校帰りか小、中、高の生徒達が楽しそうに話をしている。真ん中は雪国の”堀こたつ”をイメ-ジしたのか腰を掛けパノラマ風の窓から萬代橋や八千代橋がやすらぎ提をマラソン、犬の散歩、行き来する人々を見る事が出来る。夏は作品の中に入ると日よけになり川風が涼しかった夜景撮影時も川風がが心地良かった、多くの夕涼みの人にお逢した。この「水と土の芸術祭」のシンボル的作品であり皆さんが愉しんでた。新潟国体が開催され新潟県勢の活躍は素晴らしかった。其の後新潟を通過した台風により無残な姿になった。昭和39年の新潟国体では新潟地震に遭った。天災と新潟国体は関係があるのか。然し市民の声は行政を動かした、募金を募り多くのボランテアが再建に関わった見事にシンボルは蘇った市民参加型の芸術祭である。雪が降り白い綿帽子を被ったらとても似合うだろうな〜